業務の都合によりまたまたブログの更新が滞ってしまい申し訳ありません。
今回からは5月13日にこども達に手渡しで笑顔袋を渡せた箇所を中心にその様子をレポートしていきます。
笑顔袋搬送の2日目、5月13日はAチームとBチームに別れ、下記の箇所へ届けに行きました。
▼Aチーム
亘理町 亘理町児童センターで間借り中の荒浜保育所、吉田保育所の園児
亘理町 吉田中学校で間借り中:長瀞小学校の新入学生
亘理町 逢隈小学校で間借り中:荒浜小学校の新入学生
▼Bチーム
岩沼市 玉浦小学校の新入学生
名取市役所 閖上保育所の児童(社会福祉課へ依頼)
2日目はワンパクスタッフに加えて、東京からのサポートメンバーと現地の阿部の友人達に朝一で名取市にある阿部の実家に集合してもらい、当日の届け先とA、Bチーム編成の確認を行い、前日東京から運んだダンボールをそれぞれの搬送用トラックへ積み込みました。そこからそれぞれの場所へ届けにいくという段取りにしました。
5月13日はかなりの数の記録写真があるため、今回はAチームが届けに行った亘理町児童センターで保育を受けている荒浜保育所のこども達の様子からレポートしていきます。
まずは児童センターの館長と荒浜保育所と吉田保育所の園長先生へ改めてnegau.orgこども支援プロジェクトの趣旨と笑顔袋の説明をしました。
一通り説明が終わったところでいよいよ亘理町児童センターで保育を受けている荒浜保育所の園児達が体育館に入場してきました。既に入場している最中から、何が起こるのかワクワク・ドキドキな感じが伝わってきました。
まずはこども達と元気に挨拶をし、全国のみんなからのプレゼントを持ってきたことを説明しました。みんなとても行儀良く聞いていますね。エライ!
こども達と軽くコミュニケーションを取り、少し馴染んだところで、いよいよ笑顔袋をこども達へ配り始める時がきました。果たしてこども達は喜んでくれるのか、このプロジェクトの核である「こども達の笑顔を願う」というコンセプト自体が意味あることなのか、心の中ではとても緊張していました。
しかしながら笑顔袋を配り始めると、受け取る時は戸惑いつつも、しばらくすると次々とこども達から笑顔がこぼれ、笑い声とともに、先生達も笑顔になり、周囲がパッと明るくなりました。まさにこの瞬間が全国から様々なかたちで支援頂いた方々や業務の合間や夜遅くまでを仕分け作業や袋詰めに励んでくれたボランティアの知人、友人達、ワンパクスタッフの思いが実った瞬間でした。心から「このプロジェクトをやって良かった」と思うと共に、多くの方々への感謝の気持ちで一杯になりました。
こども達の予想以上の反応にスタッフ一同も笑顔がこぼれまくりでした。最後にこども達、先生達、スタッフ全員で一緒に記念撮影をしました。みんな本当に素敵な笑顔になっています。
最初はちょっと不安がり、スタッフに近寄らなかったこども達も最後には全員とハイタッチ!また遊びに来ることを約束し、お別れをしました。
こども達が教室に戻ったあと、荒浜保育所、吉田保育所の園長先生より感謝の言葉を頂きました。うれしさのあまり先生方が少し涙する場面もありましたが、こども達の無邪気さと元気な笑顔で大人達もみんなパワーをもらうことができました。そうなるとむしろ僕達がこども達に感謝しなければいけませんね(笑)。
ということでここまでがAチーム1カ所目、亘理町児童センターへ届けたレポートになります。
次回はAチームの2カ所目、吉田中学校で間借りしている長瀞小学校の新入学生へ届けた様子をレポートしたいと思います。
※全ての写真の掲載は許可を頂いた上で行っています。
negau.orgプロジェクト代表 阿部淳也(1PAC. INC.)
先日ブログで笑顔袋の受入先について書きましたが、5月12〜13日の2日間で宮城県内にある保育所、小学校、中学校のこども達へワンパクスタッフ4名と東京のサポータ5名、現地友人のボランティア7名と笑顔袋を届けに行ってきました。
まずは(その1)として5月9日〜11日までの笑顔袋詰めの様子、11日の笑顔袋積み込みから12日に現地に届けた分の様子をレポートします。
まずは笑顔袋詰めの作業ですが、4月25日からスタートさせたお菓子、文具、ノートをまとめたモジュール類をベースに玩具や絵本などを加えるかたちで5月9〜11日の3日間でサポータ企業とスタッフの友人を中心としたボランティアの方々とワンパクスタッフで約950個の袋詰めを行いました。
そしてギリギリのタイムスケジュールの中、なんとか全ての笑顔袋を完成させ、ダンボール約150個に届ける場所毎に箱詰めを行い、現地への配送にご協力頂いたYuraku運送(株)さんの2tロングトラックへの積み込みを行いました。
18:00に一足先にYuraku運送(株)さんのトラックには出発してもらい、現地での搬送用にレンタルした2tアルミバンとスタッフを乗せた車2台で22:00に宮城県名取市にある僕の実家に向かいました。さすがにアルミバンを運転して東北自動車道を350kmも走るのははじめてだったので、結果的に現地に到着したのは深夜3時を過ぎていました。
そして翌日は7時にはYuraku運送(株)さんのトラックが宮城県名取市に到着し、13日に届ける分のダンボールを僕の実家に下ろしたあと、12日に届ける分はそのトラックと併走しつつ、各所に届けにいきました。
まずは1カ所目は「宮城県亘理郡山元町」の体育文化センターに届けました。
ここではこども達へ経直接渡すことはできませんでしたが、教育委員会の青田さんにプロジェクトの趣旨や内容を説明し、被災した小中学校の新入学のこども達へ届けて頂けるよう約束し託してきました。
2カ所目は宮城県塩竃市立第二小学校へ届けに行きました。ここから笑顔袋は塩釜市内にある浦戸第二小学校、第二小学校、第三小学校、杉ノ入小学校の新入学のこども達へ届けられます。
この日はタイミング良く、第二小学校で塩釜市内にある小中学校の校長先生達が集う、校長会が開催されるとのことで、そこでnegau.orgこども支援プロジェクトについて説明させて頂けることになっていました。
校長先生の前でジャージ姿でプロジェクトや笑顔袋の説明をする僕の姿はGTO以外の何者でもありませんが(笑)、説明していくと校長先生方も笑顔になり「素晴らしいプレゼントをありがとうございます」という代表の校長先生からのお礼のメッセージまで頂き、こども達へ間違いなく渡してくれることを約束してくれました。
3カ所目は「東松島市」の市民体育館へ届けました。ここから笑顔袋は東松島市内にある浦戸大曲小学校、赤井南小学校、浜市小学校、野蒜小学校の新入学のこども達へ届けられます。
ここでは教育委員会の舛田さんにプロジェクトの趣旨や内容を説明し、被災した小学校の新入学のこども達へ届けて頂けるよう約束し託してきました。舛田さんは非常に熱い感じの印象で、何度も感謝の言葉を頂き、熱い握手を交わしつつお願いをしてきました。(現場に一部の学校の教頭先生がいらっしゃたのでそちらにもお願いしてきました。その様子は後日再アップします)
ここまでで初日の搬送が終了しました。現地での袋の中身の再チェックと調整など、こちら側でのトラブルは若干ありましたが、届けた各所ではとても喜んで頂くことができました。
次回の更新では2日目の様子をレポートしたいと思います。2日目は何カ所かは直接こども達へ届けることができました。果たしてこども達は笑顔を見せてくれるのか? お楽しみに!
※全ての写真の掲載は許可を頂いた上で行っています。
negau.orgプロジェクト代表 阿部淳也(1PAC. INC.)
業務の都合により、しばらくの間、ブログの更新が滞ってしまいました。プロジェクトを支援頂いている皆さまへ、きちんとステータスを共有できておらず申し訳ありません。
この2週間のあいだスタッフ一同、日々の業務に終われつつ、サポーター企業やスタッフの友人・知人を中心としたボランティアの方々と共に、提供頂いた物資の引き続きの仕分け作業、笑顔袋を効率よく詰めるためモジュールづくり、物資のダンボールで埋め尽くされたワンパクオフィスの整理、笑顔袋受入先との数量や日程などの調整を行ってきました。
作業の様子は後述するとして、まずは笑顔袋を届ける日程と受入先についてお話したいと思います。今回、第一弾として笑顔袋を届けるのは以前ブログで交渉先として書かせて頂いた宮城県仙南地区の市町を中心に、一部の仙北地区の市町も含め、5月12日(木)と5月13日(金)で約950個の笑顔袋を届けることが決定しました。届け先は下記になります。
当初は上記の保育所の園児達、小中学校の全てのこども達へ、直接届けていきたいと考えていましたが、時間的な制約や自治体との調整の結果、現時点では岩沼市の玉浦小学校、宮城県亘理町の荒浜・吉田保育所、荒浜・長瀞小学校のこども達へ直接届けることになりそうです。
それ以外の市町については保育園の園長先生や教区委員会職員の方や各学校の校長先生方に託すかたちになると思いますが、こども達へ笑顔袋を渡す様子を写真として記録し送って欲しい旨のお願いは行っています。しかしながら昨今のプライバシーや個人情報保護の観点からそれらの共有は難しいとの結論を出す学校もあることはご承知起き下さい。
さて以下は笑顔袋の袋詰めに向けてのワンパクスタッフとボランティアの方々の作業の様子になります。
次週以降は笑顔袋を詰める作業を引き続き行っていきます。その様子をまたレポートできればと思います。
また、皆さんから提供頂いた物資の量を勘案すると、第二弾を実施する可能性がありますので、宮城県北部、福島県、岩手県などと引き続き受入先のリサーチと交渉を行っていきます。さらに第二弾に向けてとても心強いサポータ企業が参加してくれることになりましたので、こちらも近いうちに発表させて頂く予定です。
negau.orgプロジェクト代表 阿部淳也(1PAC. INC.)
当初よりこのプロジェクトは単に物資を届ける訳ではなく、こども達に対してワクワク・ドキドキの体験を届けることを目的にしてきました。
そのために集まった物資を文具、お菓子、玩具などを「笑顔袋」にパッケージングして届けていくということをお伝えしていましたが、ついにその「笑顔袋」が完成しました。
袋に関してはこども達の普段の生活の中で、できる限りエコバッグのようなリユース可能ものをと考えていましたが、予算の関係上、どこまでできるかという懸念もありました。しかしながら今回サポート企業のモメンタムジャパンさんからのご支援により、とても立派な”オリジナルのロゴ入り笑顔袋”を1,000枚、ネームタグ付でご提供頂けることになりました。
では、今回はオリジナル笑顔袋制作の過程から完成までをご紹介しましょう。
まずはワンパクのデザイナーの花野とロゴのデザインの方向性を話合いました。ここでは「ねがう」の英語訳である「HOPE」という文字を使い、それを”こどもの顔”に見立てるという方向性にしました。
最終的にブラッシュアップしたロゴデザインは下記になります。あくまでもロゴ使いすることを前提にキャラクター性が前面に出ないように絶妙なバランスに落とし込みました。
というわけで、完成した笑顔袋はこちらになります。
今週以降、皆さんからご提供頂いた沢山の物資を笑顔袋に詰めて、こども達にワクワク・ドキドキと「笑顔」を届けにいきます!
今後は笑顔袋に詰める作業などのボランティアなども募集していく予定ですので、引き続きこちらのブログをご覧頂けると幸いです。
negau.orgプロジェクト代表 阿部淳也(1PAC. INC.)
3月25日(金)より募集を開始したこども支援プロジェクトの物資提供ですが、negau.org事務局のあるワンパクのオフィスには一日約50〜100個のダンボール箱に入った物資が届いています。心より皆さんからの支援に感謝しています。
しかしながら当初の想定を上回るペースで増え続けており、保管場所及び仕分けスペースとしている会議室とラウンジがある2階オフィス部分のほぼすべてが物資で埋まりつつあります。また、今日現在で未開封の箱が約500個程あり、来週よりサポート企業を中心とした協力メンバーに仕分け作業のボランティアに入ってもらうにしても、スタッフの仕分け作業の負担もかなり大きく、ワンパクスタッフの日常業務に支障をきたす可能性が大きくなってきました。
以上のことから当初予定してた4月22日(金)までの収集期間を4月18日(月)までとさせて頂くことになりました。現在物資を準備頂いている方は、なるべくお早めにお送り下さい。
当然ながら、募集期間内に皆さまからお預かりした物資については、多くのこども達に笑顔を届けるために活用させて頂きますし、その責任については今後も全うしていく所存ですのでご心配なく。
何卒、ご理解、ご了承頂けますようお願いします。
negau.orgプロジェクト代表 阿部淳也(1PAC. INC.)
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